お米栽培者の自己評価!

 

左=22年 右=23年

角度は違いますが明かに白濁度が違いますf^_^;

右(本年)は餅米と見間違うほどに白濁しています。

淡雪こまちの特性

淡雪こまちは「登熟期」と言われる稲穂が出てから刈るまでの期間の気温で白濁度が変わり白くなればなるほど「餅米に近づいてモチモチしていきます」

なので今年の淡雪こまちはとーってもモチモチ!

狙いと違う

当主の淡雪こまちの狙いは、白濁を抑えて程よいモチモチ感と餅臭を抑えた淡雪なんです。そのために暑い日は水を「かけ流して」地温を下げたりしていましたが、今年は努力以上の暑さと水不足でしたf^_^;

そんな努力も品質低下を防ぐことに関しては効果があったと思います。高温による障害を無くすことはできませんでしたが出来る限り抑え込めた気がします(未確定)f^_^;

復活の秋の煌めき

昨年突如、種の配布が停止になって栽培できなくなってしまった「高地限定栽培品種・秋のきらめき」

復活の年に手痛い天候に見舞われてしまいましたが(^_^;)淡雪同様、かけ流し効果はあったと思ってます。それでもやっぱり心部が白かったり、端が白かったりと高温による障害が出ています。(ー ー;)

あとは食べてみてですね。

現在入っているお米の情報。

新潟や秋田県沿岸部の一部では水不足と連続晴天で稲が枯れてしまったところがそれなりにあるようです。水源地に近い当地域でも枯れてしまった稲が見られるくらいなので、結構な範囲で枯れるまではいかなくても「高温障害」は出ていると思います。

実際、当地区JAでは品質低下により1等米仕上げ推奨から2等米仕上げを基準とすると通知がきましたし、実際品質はよくないようです。

今年の本音

秋田県に関していえば、去年の「適正に」保存されたお米の方が美味しい

当主は思う

まだ間に合う?

「2023の我が家のお米は」への2件のフィードバック

  1. 淡雪こまち 見た目は大きな変化のようですね。これはこれで今年のお米、楽しみにしています。お疲れさまです。収穫まで苦労さまでした。

    1. 栽培初年度も白濁が強く、炊き上がりの餅米の香に驚いた記憶があります。今年もその年に近いかそれ以上なのではないかと思っています。私自身も作業古屋が乾燥調整仕様のため食べていませんので、予測の段階ですが、結構焚き水を少なくしてもいいかもしれません。是非感想を聞かせてください。尾関 政達様、HPへのご来訪とコメントありがとうございました

      農家坂長7代目 坂本長広

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