2023お米は?どう育てる?価格は?

 

基本として直売用の拘ったお米(坂長米)は栽培面積、収穫量は当面増やしません。現状を維持します。なので、予約等でなくなり次第、販売を停止させていただきます。

価格は毎年〜5%、有機肥料使用年数に応じて上がりますが、ご購入継続年数に応じて変えています。良い時も悪いときもお付き合いいただいた方へのささやかな気持ちです。

しかし、近年の栽培、生産に関わる全ての価格上昇に伴い、当家でも新米から価格を変更させていただきます。現在の新米収穫期予約に関しましても4月以降価格を変更する可能性がありますので、ご希望の方は早めにご購入ください。

 

今年栽培を再開できる「秋の煌めき」は栽培面積を少なくします。この2品種に関しては、当家当主が自分の持っている農地から、

1,稲作に合っている

2,管理しやすい 

3,水の鮮度がいい 

ところを選んでいます。加えて、当家の主品種の「淡雪こまち」は先代から牛堆肥を長年入れ続け育ててきた我が家の中でも特別な土地で栽培します。

「秋の煌めき」は現当主が栽培管理を開始してから育ててきた土地で栽培します。どちらの土地も同じ田並びにあり隣接しています。

肥料

当主の自作肥料と地元有機物を使って栽培します。有機アミノ酸液(葉友)を散布します(味が良くなると言われています)「酵素栽培」と言われる手法です

農薬は継続して必要最小限に抑えます。使用農薬は2022年とほぼ同じです。色彩選別機が買えれば除草剤の削減も可能になりますが、高価なため・・・買えない(・_・;

栽培

株間26cm(県推奨慣行栽培15cm)の疎植栽培。株間の風通しを良くして病気を抑制。そして有機肥料の緩やかな栄養供給もあって収穫量も抑制されます。(収穫予測量=7.5〜8.5表。慣行栽培の2割減)

収穫

未熟米が2〜3割位(収穫量が2位割減る)の一番味が良いとされる適期収穫を心がけます。

お米は収穫を遅くして未熟米が少ないほど収穫量も上がり、2番米3番米の品質も良くなります。が、お米の割れる危険性や籾が穂から落ち始める現象、食味の低下が起こります。慣行栽培はこのギリギリを狙います。

高品質で美味しい高級米は適期刈り取りを大切にしています。当然未熟米の混入率も高くなります。市販の・・・と言っても量販店ではほぼ取り扱いがないですが、未熟米をとってさらに見栄えを良くするために色彩選別機という機械で追加選別しています。

乾燥調整 

乾燥は継続して40歳位の老機に頑張ってもらいます^_^;(早めに交換したい(T . T)

乾燥機設定の最低温度の30〜35度で乾燥します。夏場の外気温と同じくらいですね。天気の良い日中は外気循環(送風)で乾燥します。外気循環の基準は湿度が60%以下の時です。慣行栽培の場合は45〜50度くらいで12時間を目処に仕上げますが、我が家の手法では3日程度かかります。この時期の3日はめちゃくちゃ長いです。普通こんなことやってたら怒られます(^◇^;)

乾燥で変わる事

乾燥は丁寧にやればやる程、劣化が少なく、割れにくい、美味しいお米になると言われています。最新の乾燥機には「グルメ乾燥」や「良質乾燥」みたいな設定も用意されていますし、長年稲作を行ってきた先輩方も乾燥工程の重要さは指摘しています。(だけどみんな兼業農家で限られた期間で作業を終わらせるために、急速乾燥してますけどねf^_^;)機械業者、農家共に乾燥と味の相関関係は認められたり感じたりしてるという事なんだと思います。

天日干しは乾燥面と、藁に栄養分を籾が追加吸収(私の予測論です)すると言う2つの意味で良いと思いますが、天気次第では乾燥が不十分になって良くない場合もあるので天日干しだからいいとは言い切れません。

水分量

慣行米は場合によっては3年以上保管する場合があるので、出荷時の水分量が14%位となっています。

お米は水分量が高いほど美味しいとされていますが、穀物検査基準が16%までと決まっていて16%を超えると検査できなくなってしまうので、我が家では15〜16 %を狙っています(なかなか上手くいかないんですけどねf^_^;)。

みなさんの了解が得られれば17%仕上げに挑戦してみたい気持ちはありますけどねf^_^;

 

調整 

籾摺りや粒大選別、袋詰め作業です。

籾摺りは通常通り行っています。慣行と比べて気持ち効率(流量)を少なくしているくらいです。慣行との違いは粒大です。慣行では1.9㎜選別ですが坂長米では2.0㎜選別です。加えて選別機を2機体制にしていて、1機目で1.9㎜選別をして2機目で2㎜選別。1機目で予備選別することで2機目の流量が減って選別性が良くなります。なので、当家の直販米は整粒歩合(欠けや変形が少なく、粒の均等性の割合)が80から高い時には90を超えることがあるんです。さらに、2機通すことで、玄米に付着している「ほこり」も2倍以上取れています。昨年、お米の一部をJA施設に乾燥からお願いして、玄米を数袋引き取りましたが、作業流量が多いせいだと思いますが、ほこりの量が多いことに驚きました。(色彩選別機を使用しているのでお米はきれいです)

ちなみに、前の文で書いた通り「慣行米は2.3番米品質が良くなる」ので当家の「小粒米」は慣行米を中心に使用しています。中粒米は坂長米のみですが、適期刈り取りの関係上、中粒米のほうが未熟米が多いです(^◇^;)。

一般的な基準と我が家の基準(玄米)

一般的正品=1.9㎜〜/我が家=2㎜

一般的2番(中米)=1.75〜1.9㎜/我が家(上中粒米)=1.9〜2㎜

一般的3番(クズ米)=〜1.75㎜/我が家(中粒米)=1.8〜1.9㎜

我が家=「精米後」選別1.7〜1.8㎜(小米)

精米

「正品精米」は上白ではなく、白米精米で2回行います。1回目で玄米層を取り2回目で正確な白度と玄米ぬかを取ります。最近知ったのですが、この工程を「乾式無洗米」と言うらしいです(今まで知りませんでしたf^_^;)無洗米と言ってもこの方法の場合、「研ぐ回数を減らせる」程度の効果の様です。(多分通常の半分くらい)加えて、マルマス社の小米・破米とり機「Vー3」を使って精米後選別(1.85㎜)をしています。この工程を行うことで、粒そろいがさらに良くなり、米糠もさらに取れて、研ぎも楽になります。(そういえばうちのお米は研ぐ回数少なくて済むって買ってくれた人に言われたことがありました。)

正品以外は基本1回精米、精米後選別なしです。

今年の収穫後(新米)では「栽培品種の食べ比べ」以外にも選別基準別食べ比べも提供してみようかなぁ〜なんて思ってます。どんどんいろんな体験、食育を提供提案していきます(^○^)

淡雪こまち玄米食用

淡雪こまち玄米食用米はすすぎをしないでそのまま炊飯する場合が多いと思い、精米機に空通し+Vー3を通して玄米についているホコリを極力とっています。できれば色彩選別機も通して見栄えを良くしたいのですが前の文章にも書いた通り高価すぎて手が出ません(T . T)ご了承ください

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保管、包装

保管は玄米用保冷庫で保管します。15度定温保管。本当にお米の劣化が防げます。当家も実際使ってみて「めちゃくちゃ変わるじゃん」と驚きました。正直見た目的にほとんど変わりませんf^_^;

ちなみにお米は適切に保管すると、古米の場合「炊いた時の容量が増える」「味が成熟する」みたいなこともある様です。そこあたり私はあまりくわしくないので。他の方のリンク貼っときます。参考にどうぞ

「古米」はただ古いだけじゃない!特徴をおさえて炊き方もマスター♪

今年からは、直接の販売量も増えてきたし、今まで気温の低い冬場は「冬季期間中に販売できる量」を古屋内で保管していましたが、ネズミ、スズメ等の被害が毎年数袋出るので、プレハブ冷凍庫の冷凍設備以外(箱の部分のみ)をいただくことができたので、設置しました。これで獣害から解放されました(*´∇`*)

包装は保湿袋を継続して使っていきます。「米は呼吸しているから紙袋が一番」という意見もありますが、「湿度が変化することで劣化したり、割れる」という事もあります。精米後であれば私は保湿が重要だと感じます。ただ長期保存には不向きであると思いますので、賞味期限(精米後1ヶ月)で食べ切っていただく量が断然いいです。



 

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